日本語には赤色を示す言葉がいくつもあります。例えば「朱色」「紅色」「茜色」があります。でもスワヒリ語には赤色を示す単語は一つしかありません。日本では信号機を「赤・青・黄色」と言いますが、アメリカでは「赤(Red)・緑(Green)・黄色(Yellow)」と言います。こうした違いはなぜ起きているのでしょうか?語彙の違いは、文化的感性の違いということができます。つまり、文化が重要であるとする領域の事象については、語彙が豊かになるのです。この授業では、言語だけでなく食、宗教、ファッション、そしてコミュニケーションスタイルについて複数の文化間で比較しながら、文化について考えています。