教養教育:研究

玉城 司

たまきゼミ

テーマ 私たちが生きている環境を文化史的な視点から研究する。
趣旨 今日の私たちは、日本の文化によって創られてきた。歴史や文学、芸術、語学など文化史的視点から、私たちをとりまく現在の文化的環境を見つめ、未来について考えたい。
本ゼミでは、現代をとりまく文化的環境について、主に江戸期の文化との比較を通して考察・研究する。

[2010.06.30]  2010:06:30:19:54:25
真田家文書アーカイブの構築及び松代藩六代藩主真田幸弘の点取俳諧に関する研究

 ◎ 日本学術振興会の科学研究費補助金(科研費)の内定を得ました。

真田家文書アーカイブの構築及び松代藩六代藩主真田幸弘の点取俳諧に関す研究                  

 昨年中に申請した日本学術振興会の科学研究費補助金(科研費)の内定を得た。大学からの研究費がカットされる状況のなかで、科研費補助をいただけるのはありがたい。しかし、残念ながら、申請していたより減額となっていたので、新たに予算立てし、交付申請書等の必要書類を作成、独立行政法人日本学術振興会理事長あてに提出した。
 承認されることを願って、待っている。
 この長い名前の研究は、松代藩六代藩主真田幸弘の文芸活動に焦点を当て、俳諧史上空前絶後の質と量を誇る真田幸弘をはじめとする大名と庶民の点取俳諧資料の内実を明らかにすることを目的としている。芭蕉を中心とした俳諧史の見直しを図るとともに、長野県のみならず、わが国にとって最大規模かつ最重要な文化的資産である真田家文書のアーカイブの構築をめざしている。気宇壮大な計画だが、着実に一歩一歩すすむしかない。
 今後、進捗状況を紹介して行きたいと思っている。
 
掲載写真説明:
眞田幸弘公和歌「詠草」(真田宝物館所蔵)年次は、安永二癸巳年か天明五乙巳年か寛政九丁巳年だが、いま決めがたい。
表紙:「右京大夫様(眞田幸弘様)/御詠草/褒詞二ツ/巳三月九日来」
詠草:「試筆/幸弘上/ ¬君が代の恵あまねく敷しまのミちもゆたかに春やきぬらん 
    ¬明そめて和らく春の朝つくも光ミちぬるよもののどか(よもののどかめ)さ(よもののどかさ)
   /両首ともよろしくそうろう(よろしくそうろう))」(幸弘公の和歌の師匠は賀茂真淵といわれている)

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[2008.10.07]  2008:10:07:09:47:12
日本文化史

kaigaishinwa_1849.jpg日本文化は、一筋縄ではとらえきれない魅力があります。海外のものを受け入れ、それをいかに咀嚼して私たちのものとしたか。たとえば漢字、たとえば芸能、たとえば絵画、音楽など数え上げればきりがありません。宗教や道徳、衣食住や芸道、芝居等々、多くの興味深い問題がありますが、主として絵画と文学の関係から、日本の文化のあり方について、考えているつもりです。


[2008.10.07]  2008:10:07:09:46:42
日本近世俳諧史

rahukougetu.jpg和歌・連歌・俳諧と継承されてきた韻文芸のなかで、江戸時代の俳諧について研究しています。芭蕉以後、俳諧史は一変しますが、和歌優美に対する俳諧自在の魅力はどこにあるのか。芭蕉・蕪村・一茶をはじめ多くの庶民俳人が活躍しましたが、一方で大名たちも俳諧に遊びました。なぜ俳諧なのか、都市と地方の関係はどうなのか、江戸時代の俳諧が現代にどう生かされるのか、興味はつきません。