今回,「発達・学校支援実習」という授業で
視覚障がいのある方の生活について勉強させていただくため,
長野盲学校へ行ってきました。
まず,長野盲学校の教頭先生に,
・視覚障がいに関するお話
・盲学校の歴史
・盲学校とはどのような学校なのか
といったことをおうかがいしました。
特に印象的だったのは,
「いろいろな視覚障がいの方がいらしゃいますが,
視覚障がいを持つ方に共通する心理は,いつも不安を感じて生活していることです。」
というお話でした。
また,盲導犬と一緒に長野盲学校で教鞭をとっていらっしゃる先生には,
盲導犬との生活についてお話をしていただきました。
・ 盲導犬はあくまでもユーザー(飼い主)が目的地へ到着するまでの危険を察知し,
回避する助けとなってくれる存在である
・ 盲導犬が可愛いからといって,ユーザーの方の許可なく,
「かわいい~」といって近づいたり,なでたり,えさをあげたりしてはいけない
など,私たちが街で盲導犬と視覚障がいのある方に出会った時に
配慮すべきことを学びました。

先生方のお話をうかがった後,
校内の見学もさせていただきました。
盲学校の中には色々な工夫がありました。
例えば,階段の手すり。じっくり見てください。
どんな工夫があるか判りますか?
正解は手すり上部のボタン。
写真の手すりは2階部分の手すりです。
視覚障がいのある方が手すりを持ったときに,ボタンの数で自分の居る階を確認することができるようになっています。
次の写真は,学生が目をつぶって廊下を歩く体験をしているところです。
廊下の中央部分に鉄のレールが敷いてあり,足でレールを確認しながら歩けるようになっていました。
← 廊下をこわごわと歩いている様子
この体験を通して,視覚障がいの方たちが日常生活の中で感じている不安感などを多少なりとも理解することができたかと思います。
また,私自身も学生たちも,「さまざまな立場の人達がお互いに気持ちよく生活できる環境づくり」について,今まで以上に関心を持つようになりました。
長野盲学校のみなさま,本当にありがとうございました。